乙女心晒し

乙女心という名の恥を晒していきます

犯罪者予備軍

神聖かまってちゃんの「犯罪者予備君」という曲を聴いていて、昔私が祖父に仕掛けた懐かしくも恐ろしい思い出が蘇った。

 

祖父は自分勝手で人の話は聞かないくせに私にぐちぐちと嫌味を言うタイプの人間で、今でこそ祖父は年老いて関係は良好になってきたが、昔からよく口喧嘩をしていた。

私がおそらく小学校低学年の時、祖父と喧嘩をして言い負かされたのが悔しくて泣きじゃくり、カレンダーを引きちぎってその裏に、思い付く限りの祖父への罵詈雑言、そして最後に

"大人になったら刺し殺してやる"といった内容の言葉を汚字で書き殴り、それをぐしゃぐしゃに丸めて祖父の部屋に投げ入れた。

今考えると幼いながらにして自分の狂気的な発想と行動が恐ろしい。勝つためにはどんな手段でも使ってやるという欲望だけの行為だった。

 

"幼かったから"という言葉で片付けたいが、今でも負の感情が頂点に達すると制御できなくなる性質がある。劣等感や被害妄想からなにも悪くない友人を憎み、酷く幼稚に、でも深く傷つけてしまったこともある。これは病気のせいというより、もともとの性格である。

人間を性質的に犯罪を犯しやすい方と犯しにくい方に二等分したとすると、私は確実に犯しやすい方に分類されると思う。

でも世の中の半分の人間が犯罪者にはならない。私のように”非犯罪者”にしがみついている人間がこの世にはたくさんいると思う。

 

私は自分が”虐待をする可能性が高い人間”であると自覚しているので子供はいらない。

私のような犯罪者的性質のある人間は自身の狂気性を常に自覚し、感情が昂ってしまった時には今まで生きてきて学んだことを駆使し、なんっとか自分をコントロールすべきだと思う。

 

ああ生きづらい

 

 

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